この仕事に限らす、どのような職業に対しても、
向き不向きがあることは確かです。
実際問題、インストラクターもただ単に「ヨガが好きである」というだけでは、
務まらない部分もたくさんあると思います。
例えば、柔軟性や筋力、体力など身体面の適性は、もちろん必要になってきます。
それでも「ヨガが好きである」ということは
適性の中に含まれる重要な条件のひとつであることは間違いありません。
「好きこそ物の上手なれ」ということわざもありますように、
好きでなければ続けられませんし
「嫌いなのに向いている」なんてことはありえないと思っています。
好きであるからこそ、さらなる高みを目指して頑張りつづけられるのだと
私は信じていますし、その言葉に支えられて、ここまでやってこれました。
ご参考までに、今の仕事に思いきってチャレンジするにあたっては、
私なりにそれ相応の葛藤がありました。
適性についても、あれこれと悩んだのも事実です。
本当に自分には、この仕事をやっていける適性があるのかどうか?
それなりの実績も積んで、評価も得て、
比較的安定した収入も確保できているいる商社の仕事を投げ出してまで
打ち込むことができるのかどうか?
やはりその決め手となったのは、「ヨガが好きだ」という気持ちの方が、
前職に対する未練よりも大きかったことなんです。
もちろん、今は、自分の選択について後悔していません。
あのとき、決断を鈍って、
あのままずるずると前職に居座り続けてしまっていた方が、
「ああ、なんであの時思いきってチャレンジしなかったのだろう」
と後悔したと思うんですよね。
性格的な面での適性についてですが、やはり、指導しながら
ヨガの楽しさや魅力を伝えていかなければならないので、
明るく前向きな性格である方が向いているとは思います。
それでも、私が知る限りでは、ヨガのインストラクターで、
暗くてうじうじした考え方の人は、見たことがありません。
たとえ本質は、暗くてうじうじしたものを抱えていたとしても
この仕事を続けていると、
自然に明るくポジティブな性格に矯正されていけるような気がするんですよね。
なんといっても、この仕事は、心身ともに健康で美しくなりたいという
前向きな人を指導していく立場ですし、
そういった人のお手本にならなければいけないのですから、
美容や健康に関する意識の高い人が、向いているといえば向いていると思います。